2箱目が届きました!
開封から完成まで ※300倍速
今回のコインスピナーは、前回のディスクランチャーと同じく子どもがほぼ1人で作れました!親が手伝ったのは本体を支えるところくらいですね。
この感じだと、残る10アイテムもすべて7歳児くらいの子ならほぼ1人で作れる設計だと思われます。ちなみに本人曰く、「前のより簡単だった」とのことです。
そもそも「クランチラボって何なの?」という方はこちらも合わせてご覧ください。

はじめに
今回はざっくりこんな内容です。
制作マシン:コインスピナー
学習テーマ:ラチェット
サブテーマ:フライホイール、残像効果
制作時間例:約50分
箱が違う!!?

01.ディスクランチャー

02.コインスピナー
どうやら毎回箱のデザインが違うようです。特別感があっていいのですが、それなら箱も大事にとっておきたい気持ちになるので、箱にシールベタ張りをやめてもらえると嬉しいですね。。。
あと、今回はなぜか一度スイスに行ってしまったらしいのですが笑 緑色のシールにSwissって書いてあるのが面白いですね。結構レアな気がします。
我が家のCrunchLabsルール

こちらは前回と同じ内容が載っています。
YouTubeで見て「面白そう!」と思って契約したクランチラボ(ビルドボックス)ですが、楽しそうなのはもちろんのこと、学習教材としての意味合いが強いキットなので、我が家では1つだけルールを設けました。
「親は口を出さない」です。
これは主に私が気をつけたところですが、私は普段、子どもが何か失敗しそうになると口を出してしまいがちな方です。
でも、これって子どもが失敗する機会を奪っていて、失敗の経験ができないですし、なにより「失敗しちゃダメなんだ」と思って育ってしまうので、成長過程ではあまり良くないですよね。
なので、「このまま進むと失敗するな」と思うことがあってもそのまま進めるようにして、いざ失敗して何か聞かれたときも、
「どうしてこうなったと思う?」とか、「どうやったらできそう?」とか、答えではなく逆に質問をし返して、子どもに考えさせるような形で進めることを意識しました。
この「親は口を出さない」には、「手伝おうか?」とかの親からの声がけも含みます。こちらは妻が気をつけたところですね。もちろん子どもからヘルプがあったらサポートはしますが、親からは言わない感じです。
親とは言えど、誰かに声をかけてもらうまで待つんじゃなくて、困ったときに自分から誰かに声をかける練習として意識しました。
・・・このあたりは、ちょうど4月から寝る前に読み始めた本、こどもアウトプット図鑑の影響を思い切り受けていますね笑
うちは小2で読み始めたものの、小5・小6くらいが対象なんじゃないかな?と思う内容が多いのですが、いちおう著者の樺沢さんは「小1から理解できるよ!」と言っていますので、広く小学生のいるご家庭におすすめします。
組立て開始
はじめに完成形を確認
今回作るコインスピナーは、コインを転がして遊ぶおもちゃです。組み立て自体はもちろん、組み立てた後に遊べるのもビルドボックスの良いところですよね。
開封してパーツを確認

今回も開封からですね。開けるとマークさんのYouTubeサムネが載っていて、QRコードを読むと専用サイトが開くようになっています。
まあ専用サイトといっても公式サイトから誰でも見れるんですが、この動画はYouTubeの検索結果には出てこない設定になっているようです。

内容物を確認していたら、クランチラボのロゴ入りボールペンが入っていました!こういう純正ロゴ入りのアイテムはいいですね…と、私は思うのですが、子どもの反応は薄かったです笑

パーツ一覧を見ながら内容物の確認を進めて、どうやら今回は付属のボールペンで1つずつチェックしていくようです。こういうのを自発的にやるのはいいですね。

遊ぶ用のコインにもロゴとクランチラボの文字が入っていました!

無事、全パーツが確認できたところで、

まずはこのギアをボードに取り付けて、ここから組み立てに入ります。
ちなみに、前回は気づかなかったのですが、このギアには各おもちゃのメインパーツに使われている原理が書かれています。前回はフライホイール、今回はラチェットですね。
正直うちの7歳児はこれを見ても実感ないと思いますが、10歳前後くらいになったら、何のおもちゃに何の原理が使われているのか気づいてくれると嬉しいです。
というわけで、ここから制作開始です!!
制作開始

今回は最初から一番大きなボードを使うようで、そこに早速メインパーツであるラチェットを固定していきます。

そのままラチェットをカチカチする部分も固定していきますが、ここで問題発生。
この黄色い「ノ」みたいなパーツの裏側、発射スイッチにあたる部分を白くて小さなゴムバンドのようなもので固定するのですが、
2つの難所

このゴムを広げてはめるのがとても難しそうでした。ゴムが小さいためちょっと硬いこと、それと広げたゴムを維持しながら狙った位置にひっかけるのが難しいみたいです。

更にその後、両端が銀色の金属で覆われているゴムを使って発射スイッチ部分を本体に固定するのですが、

スイッチ部分の穴には通せたものの、本体の穴を通したあと本体に引っ掛けるのが説明書から読み取れなかったようで、このあと何度もここをやり直すことになりました。

まあでも、確かにステップ6の説明だと穴に通して終わりのように見えて、ステップ7の説明の図を見て初めて分かるので、この手のパーツを初めて使う小学生からしたら、説明書が分かりづらい気もします。

ちなみに、解説動画の中ではステップ6で銀の部分を横向きにして本体に固定するところまでやっていたので、動画をちゃんと見ていれば分かりそうなものなんですが、
時間にして2秒くらいのシーンなので、ちょっとよそ見してたら見逃しちゃうかなと思います。
サブパーツの組み立て

続いて、本体とは別のサブパーツ。コインを置いて仮止めしておく部分を組立てていきます。

うちの子はナットに触るのがはじめてだったので、穴を通す前にボルトにナットを入れてから通してしまい、「なんかすぐ落ちてくるんだよね」とか言いながらJの形をした両面テープの設置に入ってしまいましたが、

そこはさすがに変だと思ったのか、数回落ちた後に自分で説明書を見て無事固定できていました。やるじゃん。
難関再び

ちなみに、コイン仮止めパーツは鳥の頭のようになっていて見た目は可愛らしいのですが、

その裏側は、序盤で苦労した小さなゴムバンドを使って固定するようになっており、

しかも2箇所あるため苦労も2倍。

引っかかったと思って離したゴムが引っかかっていなくて、びよ〜ん!とどこかに飛んでいってしまったのを探したり、

やっと固定できたと思ったら、

この時点では両端が銀色のゴムパーツもまだ固定できていなかったので、裏返すたびにその銀色の部分が落ちてしまい、それを直すタイミングで先ほどの小さなゴムのかかりが浅かったのかまた外れてしまい…
あぁ゙ぁ゙!!
って叫び声が出てしまったので、さすがにちょっと助け舟を出しまして。「その銀色のゴムパーツ、説明書だとどうなってる?」と聞いてみたところ、

だいぶ困っていたのか素直に前のページをめくり、すぐに気づいたのか「あっ!」と声に出した後、無事本体に固定することができました。良かった良かった。
テスト

さて、ここまで進んだらテストです!これまでの組み立てがちゃんとできているのか分かるタイミングなのでドキドキしますが、組み立て中の楽しい瞬間でもありますね!さて結果はいかに。
おおお!!
という喜びの声が笑 いやー、いいですね。こういう瞬間。コインもちゃんと勢いよく回っていて、ちゃんとコインスピナーしています。
さて、説明書にはテストとありましたが、テストと言えど実はもう完成だったりします。ではなぜテストというページがあるかというと、
2台目の制作開始

そうなんです。今回のコインスピナーは2つ入りなんですね。
前回子どもがディスクランチャーを作り終えたとき、一緒に遊んでて「2台あればもっと面白かったのに」と思っていたのですが、それが2作目で叶えられた感じです。
まあ、今回はモーターや電池ケースがないのでパーツ費用が抑えられたのと、そういった嵩張るパーツがないので2つ分を1箱に入れられたのかなと思います。

相変わらずこの小さなゴムパーツの部分は苦労しましたが、それでも1台目を作るのに3箇所やりきっていますから、2台目は割とすんなりできました。

ちなみに、2台目はサブパーツの色が1台目とは異なります。
ということで2台目もテスト。何ら問題なく動作したので、これにて
完成です!
あとは遊ぶだけですね。今回は2台あるので、バトル的な遊び方もできそうです。
遊んでみた
コインボーリング

1つ目はコインボーリングです。この赤いパーツ、組み立てに使わなかったので気になってたんですが、遊ぶ用だったんですね。
ただ、子どもがボーリングがあまり好きではないので、これは完全にスルーしてました笑
コインアリーナ

2つ目はコインアリーナ。アリーナって闘技場ですね。これは…ベイブレードですね!!
ということで、動画は無音ですが我が家の掛け声は「3・2・1 Goシュート!!」今回は黄色が子どもで青が私ですが、見事に子どもが勝利しました。
オプティカルイリュージョン

そしてつ目はオプティカルイリュージョン…って、何だ??と思って調べてみたら、視覚的な錯覚のこと。要するに錯視のことだそうです。

予め3つのペアのシールが用意されていまして、例えば一番下にある◯と縦に伸びたCみたいなシールをコインの両面にそれぞれ貼ると、
土星!!
みたいに見えるわけですね。こういう、高速で動く物体が現象を残像効果と言うらしいです。詳しくはこちらの翻訳記事をどうぞ。


3種類を別のコインにそれぞれ貼ったり、

無地のシールが6枚あるので、そこに自分で考えた残像効果を書いてみたりできるのも良いですね。ちなみにこれは地球だそうで、反対側には日本などの大陸っぽいものが書かれています。
他にも色んな遊び方ができそうなので、もし残像効果のアイデアがあれば是非コメントで教えてください!
おわりに
まとめ

今回も面白かったです!!いやほんと、作っているのは子どもで、子どもはもちろん楽しんで作っているんですが、隣で見ている私たちも楽しかったですね。
気になったこと
今回は完成後の修正は特になかったんですが、ちょっと気になったことといえば、

弾く部分がそれなりに削れていたので、この部分をなにかで補強できれば、より長く遊べるかなと思いました。
単純にゴムなどの柔らかい類でカバーするとコインを弾く威力が下がってしまいそうなので、この辺は工夫のしどころですね。
次回の予定
さて、これから毎月11日にアメリカから発送→同月23日前後に手元に到着という流れがあと11回続くと思うので、この製作編は毎月月初あたりに月1で更新予定です。
次回はトリップワイヤーです。トリップよりトラップの方がしっくりきますが、まあそんなマシンです。お楽しみに。
来月もまた遊びに来てください!
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以下のトップページにある検索窓ではサイト内の全てのテキストを参照して検索できますので、気になっていた商品名や原理の名前などで検索してみてください!!
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【コンプ図鑑】クランチラボ図鑑
https://completezukan.jp/CrunchLabs/
今後ともよろしくお願いします!!
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