※このページで使用している画像は全て公式サイトの画像またはスクリーンショットです
©CrunchLabs
Build Box vs Hack Pack
はじめに

「作るっておもしろい!」を体験させてくれるCrunchLabs(クランチラボ)。
YouTubeで大人気のマーク・ローバーさんが作った、子供たちの好奇心を刺激するサブスクリプションボックスが話題ですね。でも、「ビルドボックス」と「ハックパック」って、何が違うんだろう?どっちを選べばいいか迷っちゃいますよね。
この記事では、ビルドボックスとハックパックの2つのサブスクを色んな方法で比較します。それぞれの特徴やどんな人に向いているのか解説するので、自分にピッタリのサブスクを見つける手助けになれば嬉しいです。
まずは、それぞれを簡単に紹介しますね。
ビルドボックスって何?
ビルドボックスは、毎月届く「作るおもちゃ」のサブスクです。
- 対象年齢:
主に8歳から12歳くらいがターゲットだけど、作るのが好きな子ならもっと広く楽しめます。大人も買うみたいですね。 - 何が届くの?:
箱の中には、ユニークなおもちゃを作るためのパーツ一式と、わかりやすい説明書が入っています。さらに、マーク・ローバーさん自身が登場する限定ビデオで、作り方やそのおもちゃの裏にある科学の原理(モノが動く仕組みとか)を楽しく学べます。 - 学べること:
ギア、レバー、リンク機構といった、機械工学の基本的な考え方を、手を動かしながら自然に学べるのが特徴。完成したおもちゃで遊べるのも大きな魅力ですね。 - 届く頻度:
毎月
毎月違うテーマのおもちゃが届くから、飽きずに続けやすいのがポイント。「今月は何が届くかな?」ってワクワクできます!
ハックパックって何?
ハックパックは、身の回りのものを改造したり、電子工作をしたりするためのキットが届くサブスクです。
- 対象年齢:
主に14歳以上が推奨されています。ビルドボックスより少しステップアップした内容になっているみたいですね。 - 何が届くの?:
箱の中には、電子部品やセンサー、簡単なコンピューターボード、そして説明書が入っていて、こちらもマーク・ローバーさんの限定ビデオ付きで、プロジェクトの進め方や電子工作、プログラミングの基礎を教えてくれます。 - 学べること:
電子工作やプログラミングの初歩、そして身の回りのものを改造したり新しい機能を追加したりする「ハッキング」的な考え方を体験できます。例えば、おもちゃを改造して光らせたり、音を出したりするようなプロジェクトに挑戦したりできますね。 - 届く頻度:
3ヶ月に1回
ビルドボックスで作ることの楽しさを知った子が、次のステップとして電子工作やプログラミングの世界に足を踏み入れるのにピッタリですね。
さて、何かを比較するときってこういうテキストで分かるん内容ももちろん気になると思いますが、見た目も重要じゃないですか?完成したものがダサかったら嫌ですもんね笑
では続いて、作れるものを見た目で比較してみましょう!
中身を画像で比較
ビルドボックス一覧
ビルドボックスは、木材とプラスチックで作られたおもちゃといった印象で、カラーリングも、クランチラボのロゴで使われている赤、青、紺色、黄色、そして木の色の明るい5色でだいたい統一されています。
ハックパック一覧
一方ハックパックはどれもケーブルが見えており、電子機器といった印象が強いですね。カラーリングも黒を基調に、オレンジ、赤、紫と、ビルドボックスと比べるとちょっと重たい4色で統一されています。
こうして見ると結構見た目の印象って違うんですね。比べてみて良かったです。
では続いて、公式サイトに載っている比較表を見てみましょう。
中身を表で比較
比較表はこちら
以下は、サイトに載っている比較表をGoogle翻訳で日本語にしたものです。
項目 | Build Box | Hack Pack |
---|---|---|
推奨年齢 | 8 – 13 | 14歳以上 |
配送頻度 | 1ヶ月毎 年間12箱 | 2ヶ月毎 年間6箱 |
プラン・オプション | 1年 – 年払い 1年間 – 月払い 3か月 – 四半期ごとの支払い | 1年 – 年払い 1年 – 2ヶ月ごとに支払い 6か月 – 半年ごとの支払い |
学べること(エンジニアリングの原則) | フライホイール ラチェット 運動量の伝達 … そして4年間の学習! | 赤外線受信機 Hブリッジ ステッピングモーター … その他にもたくさんあります! |
ハードウェア要件 | なし(必要なものはすべてお送りします) | Mac または Windows コンピューター(コーディングやハッキングをしたい場合) |
利用可能な国 | アメリカ合衆国 カナダ そして40か国以上! | アメリカ合衆国 カナダ EU(アイスランドを除く) |
料金については今まさにトランプさん関税で変化がありそうなタイミングなのでここには載せませんが、公式サイトには載っていますので、直接確認してみてください。
ここで確認するべきは大きく2つですね。
確実に押さえておきたいこと2点
1.ハックパックは2年目が不明

ビルドボックスは比較表に4年間の学習とあるので、少なくともサブスクを継続していれば48ヶ月分の新しい開発キットが届くと思われますが、
ハックパックは昨年4月に出来たばかりでまだちょうど1年のため、7つめの開発キットがあるのか不明です。ただ、Google検索、Perplexity、Grokでそれぞれ検索してみてもヒットしないですし、比較表にも2年目のことは触れていないので、
もしかしたら、ハックパックは全6回で終了なのかもしれません。
2.ハックパックは日本から購入不可
これですよ
比較記事を書いておいて何なのですが、ハックパックは2025年4月現在、そもそも日本からは注文できないんです。比較表の利用可能な国の欄にも、ビルドボックスは40か国以上とありますが、ハックパックはかなり限定されています。

試しにハックパックをカートに入れて住所入力まで進めると、こんなエラーが出ます。

日本語だとこうですね。つまり現状はハックパックを購入する手段がありませんが、2022年8月に発売開始したビルドボックスが2023年10月には日本発送できるようになっていたので、
もしハックパックが同じペースで40か国への販売が可能になるとしたら、2025年6月には注文できるかもしれません。あと2ヶ月か。期待しちゃいますね。
まとめ
結局、どっちを選べばいいの?
ここまで読んで、何となく自分はどっちに興味があるか見えてきたでしょうか?最後に、選び方のヒントをまとめておきます。
ビルドボックスがおすすめ
- レゴみたいに、手を使って何かを組み立てるのが好きな人
- ギアやバネで動くような、からくりおもちゃにワクワクする人
- 毎月新しいプロジェクトに取り組みたい人
- プログラミングとかはまだちょっと早いかな?と感じる人
ハックパックがおすすめ
- パソコンやゲームが好きで、プログラミングや電子工作に興味がある人
- ものを分解したり、自分なりに改造したりするのが好きな人
- ビルドボックスを卒業して、もう少し難しいことにチャレンジしたい人
- 3ヶ月に1回、じっくり時間をかけて取り組みたい人
もちろん、両方試してみるのもアリ! ビルドボックスで基本的なモノづくりの楽しさを知ってから、ハックパックで応用的なことに挑戦する、というステップアップもいいですよね。我が家はそうしたいなと思っています。
ただし
2025年4月現在、ハックパックは日本では買えませんので、現状は基本的にビルドボックス一択です。もちろん、アメリカやEUに知り合いがいて、注文して届いたものを日本に転送してもらうことができれば遊べるとは思います(送料が凄そうです)
CrunchLabsの紹介
CrunchLabsのサブスクはただのおもちゃキットではなく、「どうしてそうなるんだろう?」って考えるきっかけや、「自分にもできた!」っていう自信をくれる、最高の学びのツールだと思います。
もし、この記事をきっかけにCrunchLabsのサブスクに興味を持ってもらえたらとても嬉しいです。

もしこれを見ているのが小中学生の場合、自分のお小遣いで買うのは結構難しい金額だと思うので、保護者に「クランチラボって何?」というのを説明したいときはこちらを使ってください。

また、いざ購入する段階になって英語サイトがよく分からなかったら、購入までの流れはこちらを参考にしてください。40人限定ですが、割引クーポンもあります。
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