【CrunchLabs|開封組み立て&レビュー】今回のトリップワイヤーはいたずら装置?ドアや廊下に仕掛けて家族や友だちを驚かせよう!

Thumb Bb 03trip Wire
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目次

トリップワイヤー

開封から完成まで ※300倍速

今回のトリップワイヤーも、前回のコインスピナーと同じく子どもがほぼ1人で作れました!

ちなみに本人いわく、「今までの2つよりもはるかに難しかった」とのことです。その原因は明らかで、伸ばして固定するタイプの大量の輪ゴムがあるからですね…。うちの子、伸ばして固定するのが苦手なんです。

さて、以下は今回作った装置についての開封と組み立て記録なのですが、そもそも「クランチラボって何なの?」という方はこちらも合わせてご覧ください。

今回の学習テーマ

学習テーマ:運動量移動
サブテーマ:エネルギー保存の法則、運動量保存の法則
制作時間例:約65分

組立て開始

はじめに完成形を確認

今回作るトリップワイヤーは、罠を仕掛けてボールを飛ばすおもちゃです。組み立て自体はもちろん、組み立てた後に遊べるのもビルドボックスの良いところですよね。

まあ、今回のは今までのとちょっと毛色が違って、イタズラ用おもちゃですけどね笑

開封してパーツを確認

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今回も開封からですね。いつも通りマークさんのYouTubeサムネが載っていて、QRコードを読むと専用サイトが開くようになっています。

まあ専用サイトといっても公式サイトから誰でも見れるんですが、ここで見れる動画はYouTubeの検索結果には出てこない設定になっているようです。

ちなみに、前回入っていたクランチラボのロゴ入りボールペンは今回は入っていなかったのですが、

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どこかに走っていったと思ったら、前回の箱からクランチラボのボールペンを持ってきて、そのペンで内容物の確認をしていました。愛着あるのっていいですね

今回も無事、全パーツが確認できたところで、

Img 2027

まずはこの3つめのギアをボードに取り付けて、ここから組み立てに入るのですが、

なんと

このサイト経由で7人の方がクランチラボに申し込まれたそうで、Crunchlabs.comからお礼にマスコットキャタクターであるPhat Gusのぬいぐるみが送られてきました!!

いやあ、嬉しいですね。ぬいぐるみもそうですが、「クランチラボに興味あったけど買い方がよく分からなかった」という私たちみたいな方が他にもいたんだなと思うと、こういうサイト作って良かったなあと思います。

というわけで、ここから制作開始です!!

制作開始

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さてステップ1から順番に見ていきますが、見た感じ1から6まではただパーツをはめ込むだけのようです。

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なので特に難なくステップ6まで進み、説明書を見て「5つのピンを同時に入れるの!?」と最初は驚いていましたが、1つずつ順番にはめ込めば問題ないと分かったようで、ここまではとてもスムーズに進みました。

ここまでは….。

1つめの難所

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続くステップ7と8では子どもの小指ほどもない小さな径のシリコンゴムを1つずつはめていくのですが、前回のコインスピナーではこれにめちゃくちゃ苦労してまして。

前回は1箇所でも苦労していたのに、今回はそれがなんと12箇所!!まるっと12倍ですよ。

やはりというか何というか、前回一度できたとはいえ今回もここがとにかく難しかったようで、

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もう無理〜

とか言って途中で寝そべったりして、ちょっと諦めムードを漂わせつつも、10分近くかけて自力でなんとかやり切りました。頑張ったね!

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続くステップ9から先、しばらくは特に難しい様子もなくサクサク進んでいたのですが…

2つめの難所

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しばらく進んだステップ15・16で、太めの輪ゴムをボード両端の突起にひっかけるというステップがありまして。

大人なら何も意識することなくできると思うんですが、この力の強いゴムを伸ばしたまま保持するというのが、今の彼にはめちゃくちゃ難しいみたいでですね。

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やだー!!

を発動しつつ、なんやかんや自力で挑んでいたのですが、今回は「一人では無理だ」と思った瞬間があったのか、

かーか!!手伝って!!」と自分からサポートを依頼。おお。そうきたか。

冒頭に書いた通り、私たち両親の基本スタンスは見てるだけですが、手伝って欲しいという声があったらもちろん手伝います。今回は妻が何を手伝ってほしいか聞いて、ゴムを指で押さえる手伝いをしたところ、

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無事両端の突起にゴムを引っ掛けることができました。ふぅ…。

なんというか、このクランチラボの工作を通じて、日に日に手先が器用になっていく感じを見れるのも楽しいですね。

あと書いてて思うのは、せっかくこうして記録に残しているので、この子が20歳くらいになったらこのブログを見せてみようとか思っちゃいますね笑

3つめの難所

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説明書ももう終盤。立てるための足を作り始めたのでもう完成かな?というところで、3つめの難関が待っていました。それがステップ19です。

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キャプチャでは分かりづらいので公式マニュアルから抜粋してきたのですが、青いパーツの先端にある小さな穴に白いゴムを通しつつ、そのゴムにトラップのトリガーとなる紐を通す必要があるというステップですね。

図で見ると何てことないのですが、ここがうまくいかないと紐をひっぱってもトラップが発動しないことになってしまうので、超重要なポイントです。

直感なのか、またはこれまでのステップからこの重要さを分かったのか、今回は最初から「手伝って!!」と声があったので、今回も妻がサポートします。

この、一人でできそうなこと。一人では難しそうなことが判断できてるのはすごく良いなと思います。

そんなわけで本体を妻に押さえてもらい、自由になった両手でなんとかこの白いゴムを通し、白いゴムにトリガー用の紐も通して、無事ステップ19もやり遂げました。

さて、これまでの開発キットは毎回ステップ20前後で終わっているので、今回もそろそろ完成かな?と思っていたのですが…

最後の難関

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最後の最後。ステップ21で、紐を引っ張ったときにすぐ発射するのか、ちょっとゆとりをもたせるのかといった、発射パーツのロックを微調整するためのネジをはめる部分がありまして。

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今の彼はネジ=奥まで回し込むものという考えなので、こう、がっつり奥までネジを回し込んだところ、紐をいくら引っ張ってもトリガーが全くロックできなくなりまして。

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これはちょっと気づくまでに時間がかかりそうだったので、私から「説明書にはこれだと✕ってなってるけど、上の絵と下の絵で何が違う?」と、説明書をもう一度見比べてもらうようにヒントを出したところ、

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そうか!

と言って、ネジを最奥まで締め切るのではなく、途中まで差し込めば良いということに気づきました!!…というか今回は進め方に問題がありまして。

1回目のディスクランチャーも2回目のコインスピナーも、箱を開けてすぐ目に入るQRコードにある動画を見てから制作したのですが、今回は「説明書だけ見てやってみる」と言って動画を見なかったんですよね。

スクリーンショット 2025 06 30 11.37.41

ちゃんと動画を見ると、このステップ21のネジの説明で「回しすぎるとロックされないよ」と注意してくれるので、これは失敗でした。やっぱり用意されている手順どおりに進めるのが良さそうです。

完成

ということで無事トリップワイヤーが完成しまして、試しにボールをセットして紐を引っ張ってみたところ…

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全弾直撃!

トリップワイヤーは紐を引っ張った側に飛ぶ仕様なので、その全弾が顔に直撃して倒れた息子がこちらです笑 まあこの距離で顔に当たっても痛みは全くないんですが、どちらかというと驚いて倒れた感じですね。

さて、いつもなら早速使ってみるんですけど、今回はイタズラ用のおもちゃなので、使うにしてもちゃんとしたシチュエーションが欲しいですよね?

なので子どもとヒソヒソ話をしまして、明日の朝、寝起きのかーかに対して使ってみようということに。細かな時間は決めてないけど、まあ大丈夫でしょ。

使ってみた

深夜のセッティング

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・・・というわけで翌朝早朝、まだ深夜かな?引き戸が開く音がしたので起きたところ、なんとそこにはタイマーもなく目覚めた子どもの姿が!!!

スマホを見ると時間は3:34。やる気と行動力がすごい。私は「あと1分早ければゾロ目だったのに」と、特に意味のないゾロ目に悲しみつつ、さすがに早すぎるのでもう1回寝てくれと話をするも、

かーかを罠にはめるために早起きしたんだから今日はこのまま起きていたい」とのことで(なお木曜日です)、いつも20時過ぎに寝るところ、今日は18時過ぎに寝ることを条件にokを出しまして、

深夜にトラップワイヤーのセットにかかります。

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セッティング自体はものの5分ほどでできたんですが、なにせこの時間帯なので、テープを破ったときの音や、ドアにペタっと貼り付けたときの極小の音がめちゃくちゃ気になりまして、

なんか物音がする度に「かーか起きちゃう!」「その声で起きるよ!!」といったやりとりをしながら、深夜のコソコソセッティングは無事完了。これめっちゃ楽しい。

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ボールのセットもok。テープの位置も問題ない。あとはかーかが起きてくるだけ。という状況になったものの…全然起きる気配はなく。そりゃそうだ。だってまだ4時前ですもん。

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結局5時を過ぎても起きる気配がなかったのですが、5時半近くになってベッドからかーかが降りた足音が!!!きたぞ!!

罠にかかったぞ!!!

・・・。

2人で大!成!功!って言いたかったんですけど、かーか無言のため見つめ合う息子と私。しかもこの後かーかから、「当たってないよ?」との一言が。なんですって!!?

名称未設定

ほんとだ!

1つはドアに弾かれ、もう1つはドアの角に当たって別の方向に。もう2つはそもそも当たらないところに飛んでる…。完敗ですね。

あと、「当たってないのもあるけど、足元過ぎて全然気づかなかったから、顔の高さに飛んでくるようにもっと高いところに仕掛けると良いよ」と改善点まで教えてくれました。

(じゃあ翌朝またやろうか)とヒソヒソ話をして、私はベッドで一休み。着替えて部屋を出ると…

被弾!!!

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私が喰らいました笑

いやー、油断してた。しかも今度はちゃんとかーかの意見を反映して高さが上がっていたので、首〜胸辺りに当たりましたね。お見事。でも・・・

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せっかくなら動画も撮っておいて欲しかったな。発射後のこれだけ見ても…ねえ笑?

おわりに

まとめ

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今回も面白かったです!!あとは上手いことトラップを仕掛けるだけですね。

気になったこと

今回も完成後の修正は特になかったんですが、

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こちら。一見特に違和感ないんですけど、動画を見たら青いパーツの向きが逆だったんですよね。試しに反対側を見てみてると、

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こんな感じで青いパーツが平たくなっています。本来はこのピンの平たい部分が、こちらではなく反対側(ボールが飛んでいく側)に向くのが標準仕様だったようです。

一度青いピンを抜いて、反対側からもう一度差すだけで良い気もしますが、トラップの用途には何の問題もなく、見た目だけの問題っぽいので、子どもが作ったそのままの状態にしています。

ちなみにこの写真は、今この投稿を書いている日に、子どもの帰宅に合わせて玄関から入るドアに向けて私がセットしたトラップです笑 15時前くらいには帰って来ると思うので、うまく撮れたらこちらも動画になって載る予定です。

・・・いつか私が引っかかったところを撮られたら、私の動画もそのうち上がると思います笑

次回の予定

さて、我が家は4月10日にクランチラボの契約をしたので、毎月11日頃にアメリカから発送→同月23日前後に手元に到着という流れになっています。そのため、このサイトは毎月月初あたりに月1で更新予定です。

次回はドローイングマシーンです。文字通り何かを書く装置を作れるようです!お楽しみに。

来月もまた遊びに来てくださいね!また、クランチラボの「●●について教えて!」「▲▲の紹介して!」みたいなご要望があれば、ぜひコメントください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!!

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この記事を書いた人

クランチラボ、最高ですよね!

元NASAエンジニア、マーク・ローバーさんの実験は大人も子どもも夢中になっちゃいますが、「もっと日本の皆にもクランチラボの楽しさを知ってほしい!」という思いで、このサイトを作りました。クランチラボの実験キット情報などを発信していきますので、ぜひ楽しんでいってください!

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