【ゼリアード攻略図鑑|Story】ゼリアードのストーリーを、説明書とオープニングに登場する全文と共に一挙掲載!!

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目次

はじめに

ようこそ!

Zl Title

ようこそストーリーのページへ!

このページでは、説明書やオープニングに登場する全文を見て、ゼリアードのストーリーを紹介します。今回は原作そのままの紹介なので、あったとしてもタイピングミスくらいで内容に不備は無いと思いますが、

今後モンスター紹介などを作るにあたり、モンスター名なんて説明書にある一部の名前しか知らないので、もし当時の情報をお持ちの方がこのページを見たら、知っている事を色々と教えていただけると嬉しいです!!

なお、私についてはこちらのページをご覧ください。

ゼリアードのストーリー

説明書

Zl Manual

地底深く、封印されている魔王の話は、今ではおとぎ話になってしまった。封印を守る者はすでになく、時は無情にすべてのものを朽ち果てさせていくばかりであった。そしてある嵐の夜、ついに封印は倒れた樹木によって破壊され、暗き地底から魔王はときはなたれた。

『我、二千年の眠りより蘇り、再びこの世に君臨せん』魔王は復活と同時に、魔獣を呼び出した。そして一つずつ聖なるクリスタルをも持たせ、二度とこのクリスタルを人間が取り戻せないように魔物を放ち、迷宮を造りあげたのだ。

魔王はかつて、この世界を破滅の手前まで追い込んだ。しかしフェリシカの国王は聖地ゼリアードの精霊から魔法を封じる力を持つクリスタル”エスメサンテの涙”を譲り受けた。クリスタルは、白き光と共に魔王を包み、その力を奪い地中深く封じ込めた。世界は再び、平和を取り戻した。

復活した魔王は復讐を開始した。突然108日の間、フェリシカ王国に砂の雨が降り続いた。砂の雨は流れ去ることなく留まり、シマヌダ山脈にあった城以外の国土のほとんどは、砂漠になってしまったのだ。

次に魔王は魔力で美しき王女フェリーサ姫を医師に変えてしまった。

『二ヶ月の後、神の沈む夜に我が祭のいけにえとして貰いにくる。』魔王はそう言い残して、去っていった。やさしい笑顔と鈴のような声で国民に慕われたフェリーサ姫は、今や動けぬ石像となってしまった。

国王は国中に使者を出し、フェリーサ姫を元に戻す方法を探したが、すべては徒労に終わった。復活した魔王の力を打ち消せるほどの力は、もうこの世に存在していない。国王はすべての希望を絶たれ、毎日石像となったフェリー差姫を見つめて悲観に暮れていた。

しかし国王と人々の涙は、もう一つの力を目覚めさせた。聖地ゼリアードの精霊は、人々の嘆きの声を聞き国王の前に姿を表した。

『国王よ、フェリーサ姫を元の姿に戻すには”エスメサンテの涙”で再び封印を造る以外にありません。いまここに運命の者が、向かっています。その者だけが、クリスタルを魔獣から取り返し魔王を倒すことができるでしょう。』

精霊に導かれた運命の使者、”デューク・ガーランド”が夜も白むころフェリシカの国に到着した。石にされた姫を救い、そして魔王の手から、再び平和を取り戻すために……。

オープニング

Zl Opening03

今より二千年の昔

人の知らぬ、
異空の彼方より
魔王、現れたり

悪鬼魔獣を従え
地上の緑を汚し
世界の王と成る

フェリシカの王
魔王を倒さんと
聖地ゼリアードの
精霊に祈らん

フェリシカの王
精霊より借りたる
聖なるクリスタル
エスメサンテの涙
を使いけり

魔王の力、失せ
地底に封ぜられり
再び地上に
平和は訪れたり

エスメサンテの書 第六章
ー暗黒の日ー より

Zl Opening13

我二千年の眠りより蘇り
再びこの世に君臨せん

Zl Opening16

暗く思い雲は、国中を覆っていた。
雨はまるで何かを嘆くように、降り続いている。

そしてその雨を見つめるひとりの少女がいた。
フェリーサ・ラ・フェリシカ姫、フェリシカ国王の一人娘である。
彼女は太陽のような笑顔と、鈴のような声で国中の人々に慕われていた。

「まあ、いやな雨。」

フェリーサ姫がバルコニーから見下ろす庭には、花が雨に濡れて光っている。

「砂が降る、なぜ?」

突然、色とりどりの花は灰色に変わっていき、雨音も重く変わる。
今まで恵みの雨だったものは、乾いた砂と変わり地上を埋め始めた。
木や花は砂の重みで折れ、皮や湖は砂に埋れていく。
緑なす国は、砂漠(へ)と変わっていくのだった。

Zl Opening24

「これはいったい、何者の仕業?」

『我を封じ込めし者のまつえいよ、二千年の恨みを込めた呪いを思い知るがいい。』
『我が力が満ちし時、神々の沈む夜にいけにえとしてもらいにくるぞ。』

魔王の声は、国中に響き渡った。

フェリーサ姫は魔王の呪いによって石にされ
108日の間振り続けた砂の為に国は砂漠と化した。
もはやすべての望みは絶え、滅びだけが待ち受けているようだった。
人々はフェリーサ姫の不幸に涙するしかなかった。

「おお、我が愛しい娘よ。
石となっては私の声も届くまい。
もはや我が国は滅びるしかない。
それまでせめて、そなたの側でこうしていよう。」

しかし人々の流す涙は、もう一つの力を呼び覚ました。
聖地ゼリアードに眠る精霊は、人々の嘆きの声を聞き王の前にその姿を表した。

Zl Opening32

「私は聖地ゼリアードを守る精霊。
魔王が復活した今、再び世界は黒い力により暗い時代をむかえるでしょう。
フェリシカの王よ、魔王の力を封じるためには聖なるクリスタル「エスメサンテの涙」でもう一度、結界を造る以外にありません。

だがこの国のものでは魔獣を倒し、クリスタルを取り戻せる者はいないでしょう。

しかしこの世に一人だけ、魔王に対抗できる力を持つ者がいます。
その運命の者はすでにこの国にきています。
その者だけが、魔王の手下により「エスメサンテの涙」の9つのクリスタルを取り戻し、この国を救うことができるでしょう。

フェリシカの王よ。
その者が現れるのを待つのです。
そしてすべてを話しなさい。
きっとその者は貴方と、この国を救うために働いてくれるでしょう。」

そう語ると精霊は、ゆらめくように消えていった。
フェリシカ王は夢のような出来事に、自分の正気を疑った。
これは悲しみのあまり、自分の造り出した妄想であったと。

しかし次の日、夢は現実となった。

Zl Opening39

「なんという不思議な国だ、この城以外はすべて砂漠とは。
本当にここに私がやらねばならないことがあるんだろうか。」

精霊の光に導かれ、デューク・ガーランドはフェリシカの国に到着した。
城の中に入った彼は、フェリシカ王のもとへと案内された。

「デューク・ガーランドよ、そなたが精霊の申していた運命の者。
どうかこの国と石にされた姫を救ってもらいたい。」

「フェリシカ王殿、私は精霊の導きでここにきました。
その魔王がいかなる者でどのような力を持っているかは知りません。
しかし私以外の者では倒せないというのならば、この命かけてその使命を果たしましょう。」

「おおっ、頼んだぞ。」

Zl Opening46

『お前ごとき若造が俺を倒すとは片腹痛いわ。』

フェリシカ王とデュークの前に突然、魔王の姿が現れた。

「きさまが魔王か。」

『魔王様と呼べ、魔王様と。
今ここで、お前を殺してしまうのは簡単だ。
だが、わしもいささか暇を持て余しておる。
せいぜいわしを退屈させぬように、がんばるがいい。
どのようにしても、わしを倒すことは不可能だがな。』

「ふざけるな!
俺は必ず9つのクリスタルを取り戻し、貴様をもう一度地中に封じ込めてやる。
待っているがいい。」

『フフフッ、 わしが造りあげた迷宮は深く広い、道に迷って泣くがよい。
フム、わしの手下の者にも知らせておこう。
迷宮に入る者がいない今、ひさしぶりに人間の肉が食えると喜ぶだろう。』

魔王の姿は笑い声だけを残し、消えていった。

「ゆくぞ、待っているがいい魔王。
貴様と手下を倒し、必ずこの国を元の美しい姿に戻してみせる。」

Zl Opening56

ついに運命の扉は、開かれた。
魔王の造りあげた迷宮は深く、魔王までの道は遠い。
はたしてデューク・ガーランドは魔王を倒すことができるのだろうか。

おわりに

いやー、いいですね。純文学ならぬ純ハイファンタジーといったストーリーでしょうか。魔王様がちょっと茶目っ気あるのも良いですし、一人称が「俺」と「わし」でブレてるのも可愛いですね笑

実は説明書には手書きのイラストが載っていて、それはオープニングとはまた違う良さがあるので、気になる方や当時を思い出したい方は、是非EGGでゼリアードを遊んでみてください!!

あと私としては、ゼリアードはストーリーはもちろんゲーム部分に面白さがあると思っていますので、次から書く街の紹介やモンスター紹介、ダンジョン紹介からゼリアード図鑑の本気を出す感じですね!

ゼリアードファンの皆様に恥じない内容に仕上げていこうと思いますので、是非また遊びに来てください。

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最後までご覧いただきありがとうございます!このサイトはゼリアードのことを余すことなく書いていくサイトなので、ぜひ他のページも見ていってください!

ダンジョンやモンスター、街の情報など、こちらからカテゴリ一覧も見れます。

今後ともよろしくお願いします。

この記事を書いた人

生まれて初めて遊んだゼリアードというゲームが今で言うメトロイドヴァニアだっただめか、月下やBloodstained、ホロウナイトなどの同ジャンルばかり遊んでいる、ファミコンと同級生の1983年生まれ。

1つのゲームを長くじっくりやりこむ事が好きなので、コンプ図鑑はそうして集めた動画やスクショ、文章を楽しむ図鑑的なサイトを目指して作っています!!

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