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フンコロ騎士(オグリム)|Dung Defender
このキャラクターについて
王都の地下に広がる王家の水路の一角を縄張りとする、巨大なフンコロガシのような姿をしたムシ。
非常に陽気で自信に満ち溢れた性格をしており、自身のテリトリーに侵入した主人公を敵とみなし、フンの玉を巧みに操って戦いを挑んでくる。戦闘中も独特の鬨の声を上げ、戦いそのものを楽しんでいるかのような様子を見せる。ドマドマドマーー!!
ボスとして対峙した彼を打ち負かすと、次に会ったときには主人公の実力を認め、友好的に接してくるようになる。彼の正体は、かつて王に仕えたハロウネスト最強の「五大騎士」の一人、「オグリム」である。
五大騎士は王に絶対の忠誠を誓い、王国を守護した英雄たちだったが、王国の崩壊と共に散り散りになったり、命を落としたりした。
オグリムは仲間たちの中でも特に忠誠心が高く、陽気なムードメーカーであったとされるが、王国が滅びた後も一人、王家の水路に残り、敬愛する王と仲間たちの記憶を守り続けている。

特に、同じ五大騎士であったとされる「イズマ」に対しては、彼の住処にあるフンで作られた仲間たちの像以外に、イズマの森の向かう際の石碑にオグリムの自画像があり、自らを「守護者」としていることからも、何か特別な感情がうかがえる。
彼の住処で夢見の釘を使うと、彼の夢の中に入り、全盛期の姿である「純白の騎士」として再戦することができる。白の騎士は攻撃パターンが増え、より強力になっており、彼のかつての力や騎士としての誇りを体感できる。
フンコロ騎士(オグリム)は、そのコミカルな外見や言動とは裏腹に、揺るぎない忠誠心、そして仲間への深い愛情を持つ、非常に人間味あふれるキャラクターである。
彼の存在は、滅び去った王国の栄光の時代の名残と、失われたものへのノスタルジアを感じさせるだけでなく、その陽気さと悲哀のコントラストが、多くのプレイヤーに愛される理由となっている。
どこまで知っていたのか?

…つまり、ほかにもいるということか…
夢見の釘を当てると、主人公の存在を認めつつも、心のなかでは他の存在についても気にしている様子が見て取れますが、彼は器計画(仮称)についてどこまで知っていたんでしょうか?

話は少し変わりますが、壊れた器の狩猟者の書で狩猟者自身の声と思われる後半のコメントにこんな内容が載っています。
この生物の形…以前に見たことがある。それもおそらく一度ではない。ハロウネストのムシに姿が似ているが、こいつは別のものだ。この空虚で小さな放浪者は、いったいどこから来たのだ?
ここで重要なのは、何体も見たことがあるという事と、出どころが不明という2点です。
狩猟者は、「狩猟者」であって「戦闘狂」ではないためか、狩った相手のことをよく覚えていますし、時には相手のことについて調べているような描写もあります。書まで作っちゃうくらいですからね。
そんな狩猟者が、何度も対峙しているのに出どころが分からないということは、まずこの器計画はハロウネストにおいて一般的なものではなく、秘密裏に動いていたであろうと推測できます。

こう言うと「ホロウナイトの記念碑で大っぴらにしてるよね?」という声が聞こえてきそうですが、この記念碑は、テキスト通りならホロウナイトと3人の守護者の功績を国民や後世に伝えるための役割であって、器計画については触れていないんですよね。
実際、この記念碑があることで、器計画を知らない大衆は、「ホロウナイトって人が汚染を食い止めてくれたから、もう安心だね!」という絶対的な安心感が得らますよね。だって、あの王がバカでかい記念碑まで建てて国民に伝えてるんですから。
それに、もしこれが実は何万なのか何億なのかの非人道的な犠牲のうえに成り立っている。と知ったら、「自分たちも犠牲になる可能性があるのか?」と、王に対する信頼も揺らぐでしょうから、やはり器計画は極秘であったと思われます。
・・・もっともプレイヤー目線では、アビスの入口に封印がされていて王の刻印を持っていないと開かないですし、レムに多くの遺物を売ることで聞ける話からも、計画が秘密裏に行われていたことは分かるかと思います。
しかし、主人公と対峙した際にオグリムの心情から読み取れるそれは、「…つまり、他にも(残っている器が)いるということか…」と読み替えられるため、器計画のことを知っていて、他の器に対する懸念のようなものも感じられますが、
これが何の懸念なのか?そもそも器計画のどこまでを知っていたのか?これらは作中で明らかにならないので、イズマに対する想いと同じくらい謎が残ります。
おまけ
まあ、これを書いている2周目の途中(まだ夢見の守護者の討伐なし)では純白の騎士との戦闘前後の会話を忘れているので、その後もしかしたら作中で言及があるかもしれませんが、そしたらこの辺に書いたことはこっそり消します笑
なにより、「発売から8年も経ってるゲームの考察を今更してもな」と思ってこれまで特に書いてこなかったんですが、やっぱり考察は楽しいので、シルクソングが発売されたらちょいちょい書こうと思います。
おわりに
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