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追放されしグルル|Gurr the Outcast
狩猟の書

巨大かつ隠密に長けたスカール。罠に習熟し、下生えを巧みに利用する。
彼の足跡と罠…最初の時点で気づくべきだった…この老いた狩猟者はわたしを誘い込もうとしていたことに。でも彼はなぜあのように強引なやり方でわたしを試そうとしたのかしら?今となっては知るすべもないけど。
解説

スカール界のおじいちゃんだったんですね。こういうのがあるから狩猟の書とかの公式説明って面白いんですよね。
このグルルはスカールでありながら、登場するのが遠景の地という点がちょっと変わっていますが、そのうち出てくるカーメリタのこともあるので、もともとスカールは遠景の地と捕食者の狩場の両方を領土にしていたものと思われます。
追放されしグルルはどこにいる?

遠景の地の地下深くに潜んでいます。
もっとも、グルルの罠にかかることで初めて長い縦穴を落ちて対面できるので、地下であることはあまり意識しなくて大丈夫です。
追放されしグルルの倒し方
動きと対策

追放されしグルルは、大きく3つの攻撃パターンを持っています。
1.空中に罠を設置
2.突進
3.床から罠を出す
1.空中に罠を設置
地面から1つの大きな煙が出たら、飛び出て空中に罠を設置する合図です。
設置する数はグルルの体力に応じて変わり、前半は2つ、後半は3つ設置しますが、途中で1度だけ5つ設置してくるため、部屋が罠で埋まらないうちに早めの処理が必要です。
そうそう。この罠は攻撃することで処理できるんですよ。私、最初はこれに気づかなかったので、部屋が罠だらけになって負けてしまいました笑
2.突進
地面に潜らずに屈んだら、突進の合図です。
ジャンプすれば簡単に避けられるくらいの速度ですが、空中に罠が残っていると被弾してしまうので、罠は少しずつでも良いので確実に減らすことをおすすめします。
3.床から罠を出す
地面から複数の細い煙が出たら、トゲが飛び出してくる合図です。
このトゲは時間経過で消えるのでさほど脅威ではないですが、これもグルルの体力に応じて2つから3つまで数が変化するので、空中に罠が残っていると避けづらくなってしまいます。
この他、ジャンプしたり距離をとったりといったちょっとしたアクションはあるものの、主な行動はこの3つだけなので、ゲーム後半のボスにしては比較的攻略しやすいボスだと思います。
その他

この動画ではカラクリバエを使っていますが、罠の設置中、グルルが空中に留まる時間が長いので、刺殺のトゲの方が使いやすいかもしれません。
考察
なぜ追放されたのか?

さて改めて名前を見ると、このボスは「追放されしグルル」となっていますが、なぜ追放されたのでしょうか?
そもそも「何から追放されたのか」も明らかになっていませんが、これはまあスカールの集落から追放されたとみてほぼ間違いないでしょう。
というのは、グルルを倒した奥の部屋にヒントがありまして、

その部屋では、モズのはや贄の如くグルルが倒したと思われるモンスターが縛られ、飾られている様子を見ることができるのですが、右上にスカールがいるんですよね。
この、最後の爪と思わしきスカールをこの部屋に飾っているということは、グルルが同族殺しをしたということ他ならないので、それが集落を追放されるもっともらしい理由ではないかと思っています。
さすがに「なぜ同族殺しをしたのか」という理由まではハッキリしませんが、少なくとも作中でホーネットはカーメリタの記憶の中でしか最後の爪に会えないことから、ここにいる最後の爪はかなり昔に倒した個体だと考えられます。
・・・ということで、私は「同族殺しをしたからスカールの集落を追放された」と考えたのですが、もし他のご意見があれば是非聞かせてください。

なぜムシ形を盗んだのか?

そもそもグルルに会うためには、願いの壁に張り出されるジリーの願いを受けることが必須で、その願いは「ジリーの思い出の品を取り戻して欲しい」というものなのですが、

肝心の思い出の品=ムシ形の説明文には、明確に「子供用の玩具」と書いてあることから、自身で倒した(と思われる)強敵を飾っていたグルルの嗜好とはちょっとかけ離れているアイテムのように思えます。
しかし、もしグルルが自身の子どものために盗んだと考えたらどうでしょうか。そもそもグルルに子どもがいるかどうかは分からないんですが、
実は、候補が二人います。
1.まだらのスカール

一人目は、捕食者の狩場の隠し通路でお店を営んでいる、まだらのスカールです。
グルルとまだらのスカールを見比べると、その特徴的な身体の模様はもちろん、頭に被った仮面、肩から胸にかけて覆っている蓑の具合まで似通っていて、違うのは身体の大きさくらいということが分かります。
・・・これ、親子で確定なんじゃない?

●グルル戦の奥

●まだらのスカール手前
類似点は他にもあって、実はグルルが強敵を飾っている部屋には見覚えがありまして、まだらのスカールがいる部屋に向かう途中に、とても良く似た部屋があるんですよね。
どちらの部屋にも、よく見るとホーネットを捕らえた檻の小型版があちこちに散らばっていますし、グルルは罠に長けていたスカールのようなので、元々ここに住んでいたようにも思えてきます。
同族殺しの罪を犯したグルルが追放されて、心にダメージを受けたまだらのスカールが心因性の発語失行になり、周りの目を気にして元々住んでいた場所の奥に隠れ住むようになった…というのは考察というより妄想が過ぎているかもしれませんが、
最後のを抜きにしても、グルルとまだらのスカールの親子説はあると思います。

難点は、子どもが遊ぶ玩具という割にまだらのスカールが大きいこと。それと、すでに絶命していることですかね。
前者はただの大きな子どもという可能性もありますし、後者は実は生きている…は厳しそうですが、グルルが子どもの絶命を知らないままプレゼントを用意したということもありそうです。
なんなら、知ったうえで供養する物として昔好きだったムシ形を探してきた可能性もあるのかも。一番近そうなのはこれかな。
2.名無しのスカール

二人目は、遠景の地の的当て部屋にいる名無しのスカールです。こちらは頭部の仮面こそないものの、全身がまだら模様で、更に蓑まで装備しています。まあ蓑はスカールの斥候なら皆装備してますが…。
まだらのスカールと比べると、身長的にはこちらの方がより子供らしいサイズだと思いますし、何より生きていますので、プレゼント用途で盗んだのであればこちら向けかなと思います。

というか、そもそも名無しのスカールは的当て部屋の的に向かって1投で4つの的に当てることで登場しますし、そのために必要な湾曲した爪を売っていたのがまだらのスカールということを思うと、
もしかしたら名無しのスカールもまだらのスカールの弟や妹、あるいは親族で、死んだまだらのスカールの遺品(湾曲した爪)を探していたとなると、グルルを含めた3人とも同じまだらの一族ということなのかも。
・・・謎のNARUTO感が笑
ということで、追放された理由と違って「ムシ形を盗んだ理由」は作中のヒントが無くハッキリしなかったですが、私は「死んだ子どもの供養のため」に一票を投じておこうと思います。
もし他の考察があればぜひ聞かせてください!!
(ん?わざわざジリーが持っていたムシ形を盗んだのだとすると、ジリーのお父さんとまだらの一族は接触があったってことかな??)
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