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クリアレビュー
はじめに

面白かった
10月8日の発売日から10日間、毎日遊んでいましたね。
クリアしてから知ったんですが、本作はメトロイドヴァニア(以下MV)というより、メトロイドブレイニアと呼ばれるジャンルの方が近そうです。

ちなみに公式解説には知識ベースのメトロイドヴァニアとありますが、これはメトロイドブレイニアがまだそこまで一般的ではないため、より大衆に伝わりやすく、MVが好きな層に遊んでもらうためにこうした表現に留めたのかなと思います。
メトロイドブレイニア?
ざっくり言うと、作中キャラクターのスキルをアンロックして進むのではなく、プレイヤーが新しい知識を身に着けて進むゲームを指すようです。


有名どころだとOuter WildsやTunicなどがあるようで、Echo Weaverも含めたこれらメトロイドブレイニアと呼ばれるジャンルの作品は、
作中では探索して新しい能力をアンロックするような行為や演出がありますが、実は最初から使えるというのが大きな特徴のようです。
なので、知ってさえ1周目からクリアできちゃうんですよね。実際、エコーウィーバーにも1サイクル目でクリアするという実績があるようです。
そうそう。これに関してお知らせが。
複数セーブスロット実装予定
本作は今のところセーブスロットが1つしかないので、1サイクル目でクリアする実績を解除しようとしたらセーブデータを消すしかないのですが、
これに関して開発者が、複数のセーブスロットは必ず実装すると名言していますので、すぐに実績コンプをしたい方を除いて、少し待つのが良さそうです。
どんな人におすすめ?

クリア後だとニヤニヤして見ちゃいますが、こういう訳の分からないものを見て楽しそうと思える謎解きが好きな方はもちろん、やはり探索が好きな方ですかね。
本作は1サイクルごとに動ける時間が限られている関係からか、アクションがとてもサクサクと動き、基本的な移動速度も早いですし、

各地点をつなぐショートカットもたくさんあるので、広大なマップが地つなぎになっている世界をただ巡るだけでも短時間で行き来できて楽しいです。
それからタイムループものなので、「AをやってからBのところに行くとどうなるの?」みたいな、自分の行動で世界に影響が出るのが楽しい人なんかも好きになりそうです。
あとは若干特徴的な挙動はありますが、そのサクサクした動きや一部の難しいアトラクションなどを理由に、アクションゲームが好きな方にもおすすめですね。
合わなそうな人
逆に合わなそうなのは、考えるのが苦手な人ですね。
最初は、アクションゲームが苦手な人とか、戦闘が好きな人にもおすすめしません。って書こうと思ったんですが、
極端な例ですけど、ここは本作の最後あたりに急に出てくるストーリーを進めるにあたり必ず通る場所です。
パっと見でも、ここはこれまでのアスレチック要素と比べて明らかに難しい場所なんですが、流石にここは多くの方から不評だったようで、
アップデートでこの場面に掴めるエンスが2つ追加されてかなり緩和されているので、今後も難しいアトラクション要素はだんだん優しくなるのかも知れません。
あと本作は戦闘らしい戦闘がなく、真エンドまでやって結局ボス戦は0でした。なので戦闘が好きな人も不向きかなと思ったんですが、
よくよく考えれば、私も「メトロイドヴァニア」」というジャンルを見て戦闘があるものだと思って遊び始めたのに、戦闘がなくても充分すぎるほど楽しめたので、
難しいアスレチック要素は緩和され、戦闘はなくても考える要素だけで充分に楽しいゲームだと思うと、
考えるのが苦手な人以外は楽しめるんじゃないかなと思います。つまり、興味があったらやってみて欲しいゲームの1つですね。
ゲームパスに入っていますので、加入されている方は一度遊んでみてください。
以下はネタバレ情報です
【ネタバレ】ここを押すと見れます
ストーリー振り返り

本作は、プレイヤーと同じくワケの分からない状況でスタート地点に落ちてきた主人公ウィーバーが、
「今日」を何度も繰り返しながら世界を探索し、探索中に得られるヒントを元にすべてを模索していく物語です。
その探索の中で、数十年前に「崩壊」と呼ばれる世界の終わりのようなものがあり、この世界は生きる希望を失った人の集まりであることが分かります。
つまり舞台はポスト・アポカリプス。
それを裏付けるように、分かる範囲では国などの大きな集団はなく、代わりに教団が実権を握っており、
今日という日はその教団が、終末後の世界を生きるのが辛い民を救済するためか、意図的に世界を終わらせる日だということが分かります。

また、舞台は地球ではなくスペースコロニーで、エンディングなど別の場面ではこの地が月であることも分かります。
情報を集めると、この世界の文明が終わりを迎えつつあり、その対策としてどこか別の世界に移住する計画の中で、
時間(エンス)のエネルギーを貯めておくための器が必要になり、そのために造られたのがウィーバーということが分かります。
そして教団による世界のリセットを防ぐために、ウィーバー(プレイヤー)が今日という日を繰り返しナヴィーンに代わり文明が滅びない新しい道を模索するのですが、


エンディングで分かったことは、結局なにをしても文明は滅びるし、その対策はエリムとなった先人を以ってしても、宇宙の初期の時代に逃げることしかできなかった。
言い換えれば、Echo Weaverの舞台である今日という日だけでなく、作中の世界自体もループ構造になっていることが分かります。

もっとも、宇宙の初期に逃げたという割に、ザラモンダスがリジョインダー(エリム)のような存在になるまでに何十万年しかかからないとか、

扉に入る者、残る者が二分している中、その意見について「全員一致」と言い切るなど、よく理解できない部分もありますが、
いずれにしてもエコーウィーバーの物語は救いがなく、ちゃんと読み込めば読み込むほど、ゲームはクリアできるけどこの世界的には何やっても無駄みたいな感じになってしまいます。
・・・これでいいの???
残った謎
クリアしても残る疑問はいくつもあります。
ウィーバー

まずウィーバー。
教団によってエンスの器のために造られたウィーバーですが、その存在は完全秘匿と思いきや、ヴォスには半人半神のような存在と言われています。
ヴォスとノヴァ(あと猫おじさん)はこのポスト・アポカリプスの世界において一般人の立場だと思うので、
だとしたら遅くとも崩壊の時点で、教団から世間一般に対してウィーバーの存在を公にしたのかなと思いますが、

エンディングの言い回しからして、もしかしたらヴォスもノヴァも、ポスト・アポカリプスに生きる全員が教団の一員というだけかもしれません。


また、エンスの器として用意されたウィーバーは全部で6体であることが分かっていて、


マップ上に死体が残っている7体のウィーバーと、最初の1組と言われている2体、グレイブになった1体の、計10体が予備だとすると、
主人公を含めて全部で17体のウィーバーが登場しているんですが、この数もなんか半端な気がします。
グレイブになったのが最初の1組のうちの1体だとするなら、主人公を入れて16体。もし16体だと道標の台座と同じ数になるので、
「あれはウィーバーの墓標なのかも?」みたいな憶測にもつながるんですが、はっきりしませんね。
あと、主人公のウィーバーにはインターマインド(猫)がいますが、なぜ他のウィーバーにはいないのかも謎のままです。
崩壊

崩壊自体は、この場面から察するに数十年前の織機リセットが原因だったと思われます。
また、この時点の織機リセットは世界の崩壊を起こしたいわけではなく、むしろウィーバーを使って文明の終わりから逃げるための行為だと思われます。
あとはケイブとマーラが「今日」のループに登場しないことから、この2人とナヴィーンがこの場、あるいは崩壊から今日までに死亡したであろうことは推測できますが、
分かるのはそれくらいです。
なぜ崩壊が起きたのか、なぜ崩壊するような行為をしたのかは分かっても、なぜここにライラとリラがいるのかは分かりませんし、

リラが言うあの件についてはこの場面以外で全く出てこないため、さっぱり分かりません。謎のままです。
教団

「崩壊」の現場に同席していなかったヴェリックが演説師をしているのは、崩壊で教団の上層部が不在になったのか、
あるいはその後の何十年間で地道に組織内での立場を強くしていったかのどちらかだと思いますが・・・?
これは謎というより、ただ教団の背景設定を説明して欲しいだけな気がしてきました笑
あと、教団が貯水湖の地下に爆弾を設置した。と、どこかで読んだ覚えがあるんですが、これが「今日」にどう影響するのかも分からず仕舞いでしたね。
ん?13回目の鐘が鳴るときに貯水湖に居ればいいのか?またやってみよう。
もしかしたら教団がやろうとしたことが世界を終わらせるような破壊行為ではなく、織機を破壊して民の希望を絶つみたいな感じだったかもしれないです。
ナヴィーン

ナヴィーン、救えませんよね?
こんな言い方をするくらいなのでナヴィーン救出ルートがあると思っていろいろ試しましたが、少なくとも現時点では救えませんでした。
※救えないよね?
これは単純に続編やDLCの布石と思えばいいのかな。
作中世界はループしている?


文明の終わりは避けられない→過去に戻る→過去の生き残りがまた文明の終わりを向かえる→過去に戻る⋯という感じだと思うんですが、
そんな人類の叡智ともいえるエリムから見ても、この時代にいるザラモンダスの存在が異常だったり、ライラとリラの2人を見て「謎に満ちている」と言っていることや、

世界ごとループしているなら今の生存者は皆エリムの血を引くはずなのに、ウィーバーからしか花が咲かないことから、
ループする構造にはなっているけど、まだループしていないっぽい様子を見るに、この世界はまだ1周目なのかなという気もします。
だとすると、続編やDLCはループしないようにするための新たな解決策を探す冒険か、または宇宙の過去時代のエリムの冒険とかですかね。
現状だと文明は滅ぶエンドしかないですが、これがハッピーエンドに変わるような物語があるなら、ぜひ遊びたいですね。
飼育場の高度許可パスキー

現状だと飼育場には海経由でしか行けず、あるはずの高度許可パスキーを使う機会が無かったんですよね。
見た感じ左右に入口らしき場所がないので、最後のシーンで登る上方向にしか出入り口がなさそうなんですが、せっかくならこのパスキーも解きたかったですね。
テツァとラナ


私これ、なにか追われる立場になってしまったとか、そうした何らかの理由でテツァという偽名を使わざるを得なかったんだろうと予想していたんですが、
それだと友人でもある教団のトップにバレている時点で意味がないので、何か別の理由で偽名を使っていると思うんですが、謎のままです。
リラとライル


こちらも、ライラが一度だけリラのことをライルと呼んでいますが、何故かは分かりません。ただの誤訳かもしれません。
もし綴りがLilaだったらライラともリラとも読めそうなんですが、これはリラとライルですからね。分かりません。
まあ最後の3つは謎といってもだいぶ軽いので、そんなに気にしていません笑
続編やDLCはあるのか

あると思われます。
開発者が(難しいアスレチックは)DLCのチャレンジレベルにとっておくという発言をしているので、少なくともDLCについては出るのかなと。
あと、メニュー画面のウィーバーのタブで、赤く囲ったところだけ他の3つと比べて薄いので、ここはもう1つ能力が増えるんじゃないかなと思っています。
おわりに

というわけで私は310周しました。このゲームを知らない人が聞いたらめちゃくちゃやり込んでいるように思われそうですが、

実際には37時間半くらいですね。残る実績はあと8つ。うち1つはトロコンでもらえるもの、もう2つは道標ランクインと、道標全部1位、あと1つは1サイクル目でクリアなのは知っていますが、
残りの4つは全く分からないので、まあ複数セーブスロットが実装されてからぼちぼちやろうかなと思っています。
多分1つは全てのテツァに会うだと思うんですけど、会ったけど解除されないんだよなあ。これは多分バグ。
道標の台座タイムアタックは現状2つしか1位を取れていませんが、これも気が向いたらやる予定です。

それにしてもメトロイドブレイニアですか⋯。まだまだ知らないジャンルがありますね。
音楽のジャンルと一緒で、そのジャンルだからといって必ず好きになるわけではなく、あくまで好みを判断する材料の1つに過ぎないとは思いますが、
私は2D作品が好きなので、というか割と激しく3D酔いするので笑 Outer Wildsも気になりますが、まずはAnimal WellとÖooをそのうち遊んでみようと思います。
もうじきブラックフライデーもあるもんね!
できればXboxで遊びたいので、もし上記2作以外でXboxで遊べる2Dメトロイドブレイニアのおすすめがあれば是非おしえてください!!



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