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足を喰らう者|Leg Eater
このキャラクターについて
胞子の森の北東部、忘れられた交叉路との境界近くにある薄暗い抜け道で店を開いている、やや奇妙な姿の商人。
非常にがめつく、しかも猜疑心の強い性格をしており、主人公に対しても最初は警戒心を見せるが、ジオを支払うことで商品を見せてくれる。
彼が販売しているのは、繊細シリーズという3つの特別なチャームである。これらのチャームは非常に強力な効果を持つが、その名の通り繊細で、装備中にプレイヤーが死亡すると壊れてしまう。
壊れたチャームは、再び彼にお金を支払うことで修理してもらうことができる。彼はこの修理代でも儲けようとしており、その商魂たくましい様子がうかがえる。
将来の目標と、生い立ちを考察

そんな彼に夢見の釘を当てると、ジオを集めて王になるという野心を抱いていることがうかがえますが、「ジオがあるだけで本当に王になれるのか?」という疑問が浮かびます。
しかし、この付近のムシたちが皆ジオに強い執着を見せていることを考えると、作中で描かれていないだけで、ハロウネストにはジオを神聖視するような宗教観や、あるいは資本主義に相当する社会思想が存在していても不思議ではありません。
とはいえ、彼の蛾のような触覚、カマキリめいた手足、トンボのような大きな目、そして服をまとわず、何より名前すら持たずにジオに執着するという特徴は、その貧しい境遇を強く物語っているようにも思えます。
そう考えると、彼の抱く野心は宗教や思想といった高尚なものではなく、もっと切実な「お金さえあれば…」という渇望の表れなのかもしれません。
「足を喰らう者」という不穏な呼び名も、彼が文字通り他のムシの足を糧として生きていることを示唆しているのではないでしょうか。
ベンチのムシ

この場で彼や主人公が座っているのは、ベンチではなくムシの死骸です。前述の貧しいであろう境遇から、ベンチも用意できない状況を表しているのではないでしょうか。
このベンチたる死骸に夢見の釘を当てると「…なぜだ?」というセリフを残しますが、この「なぜ」の解釈はかなり分かれそうです。
・なぜ私をベンチにするのだ?
・なぜジオを大事にする必要があるのだ?
・なぜ私を殺したのだ?
1つ目は見た目通りのムシ視点の疑問。2つ目は「お金より大事なものがあるだろう?」という、プレイヤーに向けたメッセージ。もっとも、このムシの境遇からは「金より大事なものなんてないだろう?」かもしれませんが。
そして3つめは、足を喰らう者と仲間だったけれどチャームにするために殺された。というもの。どれも合っているかもしれませんし、どれも違っているかもしれません。
もしかしたら、このベンチのムシが過去に100兆ジオくらい集めていて、「なぜジオを集めたのに王になれなかったのだ?」という「なぜ」かもしれませんね。

ディヴァインとの関係
グリム巡業団で登場するNPC「ディヴァイン」は、この壊れやすいチャームを超高額なジオと引き換えに「壊れない」バージョンへと強化してくれるだけでなく、そのカマキリのような手から、両者が同じ種族である可能性が示唆されています。
強化されたチャーム3種を持って彼の元を訪ねると、においを元にディヴァインの元に向かう様子が見て取れますが、その後、彼の姿を見たものはいません。
足を喰らう者は、その不気味さとコミカルさが混在した独特の魅力を持つキャラクターであり、ハイリスク・ハイリターンな繊細なチャームを通じて、プレイヤーに新たな戦略と緊張感を提供してくれます。
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