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ディヴァイン|Divine
このキャラクターについて
「ディヴァイン」は、グリム巡業団の一人です。
彼女は、主人公が足を喰らう者から買った繊細なチャーム3種を、莫大なジオと引き換えに「壊れない」チャームへと強化してくれる。
繊細なチャームは死亡すると壊れてしまい、修理には足を喰らう者を訪問する必要があり、更にジオまで要求されるが、ディヴァインによって強化された壊れないチャームは、死亡しても壊れることがなくなり、永続的に使用できる。
ただし、強化に必要なジオの総額は非常に高額で、合計で
36,000ジオ
が必要となるため、レムに骨董品を買い取ってもらうなどして、計画的な資金集めが必要となる。作中で最も高価な買い物になるが、それに見合うだけの価値を提供してくれる存在である。


【考察】足を喰らう者との関係
さて、この二人はどのような関係なのでしょうか?
作中で最も分かりやすいのは、足を喰らう者から買った繊細なチャーム3種をすべて壊れぬチャームに変えて、その後で改めて足を喰らう者を尋ねると、

エゥア… エゥアアアアアッ!! エゥアアアッ!
という、すごく特徴あるの驚き方を披露し、

「おまえはおれを超えた」と、この時点では誰のことか分かりませんが、その「おまえ」に追いつこうと、においを頼りに追いかけていくところでしょうか。


その後でディヴァインの元を訪ねると、以前はなかった何かが足元に落ちています。


その特徴ある形状と、その後どこに行っても足を喰らう者を見かけないことから、足を喰らう者がディヴァインに食べられたとみて、まず間違いないでしょう。
しかも、このときにディヴァインから聞ける台詞は、


エゥアアアアアッ! エゥアアアアアッ! これで団長のあとを追うことができるわ…(中略)わたしの王はただひとり。でもあなたの記憶は、わたしの心の一番近いところにとどめておくわ。
というもの。ここに出てくる驚きの声(歓喜の声?)は、足を喰らう者のそれと全く同じです。さらにどちらの会話にも「王」の存在があります。この王って誰なんでしょうか?
グリムが王なのか?
グリム巡業団の一員であることを思えば、ディヴァインがグリムのことを王と言っていても不思議ではありません。しかし先ほどの会話の中で、グリムのことは「団長」と呼んでいることから、ここで言う王はグリムではなさそうです。

ジオがたくさんあれば、王になれる。ジオがたくさん手に入ったら、おれは王になるんだ…
一方で、足を喰らう者が言う王は、「ジオを集めれば王になれる」と言っていることから、こちらもハロウネストを建国した蒼白の王、ウィルムではないように思えます。
じゃあ、グリムでもウィルムでもない王は誰かというと、本作に出てくる中だとラディアンスか、または青い生命の間にいる謎めいた存在かのどちらかくらいしか、もう選択肢が残っていないと思います。
しかし、そのどちらもジオとは何ら関係しそうにありません。あとはカマキリの王か。カマこそ似ていますが、こちらもジオとは縁がなさそうですね。
二人は同種族?


ところで、改めてディヴァインと足を喰らう者を見比べると、少なくとも上半身はほぼ同じように見えます。顔や手、お腹のシワまで一緒ですよね。下半身はまるで違いますが、それは性別による違いというだけで、同種族のように思えます。
また、見た目以外の共通点として、上で挙げたように驚き方(歓喜?)が同じことからも、声帯が似ていて同じような声を出せるとしたら、おそらく同種族で間違いないでしょう。
さて私は以前、足を喰らう者の生い立ちについて、
そのカマキリのような姿からは、胞子の森にいる他のカマキリのような強さや気品さを感じませんし、服もまとっておらず、何より名前すら持たずにジオに執着するという特徴は、その貧しい境遇を強く物語っているようにも思えます。
と書きましたが、ジオに執着しているのはディヴァインもまた同じ。それも、足を喰らう者とは文字通りケタ違いに執着しています。そしてどちらにも共通しているのは「王」の存在です。
・・・既存の王に該当しそうにない王で、ディヴァインにも足を喰らう者にも共通していることから推測すると、私はこれらの内容から、ジオに執着しているカマキリの王(オス)がいるのではないかと思います。
作中のカマキリの王は3姉妹

さて、ご存知の方もいると思いますが、少なくとも地球におけるカマキリはオスよりもメスのほうが強いです。元、カマキリの王だった造反者の長の狩猟者の書を見ると、カマキリの王が姉妹とあるので、作中のカマキリの王は3人ともメスだと思われます。
造反者の長がオスメスどちらだったかは作中では分かりませんが、力を求めて汚染を受け入れたなら、元は力のなかったオスだった可能性もあるのかなと。

カマキリの王(オス)の可能性
話は変わりますが、もともと多くの部族がそれぞれの社会観で共生していたホロウナイトの世界は、ウィルムの登場によって、雑多なムシたちに自我が芽生えたことに加え、ジオという通貨による取引きという、実に現代のような社会に変貌を遂げました。
もちろん、それに納得いかない部族も多く、作中では蜘蛛の一族や蜂の一族、そしてこのカマキリの一族なんかはハロウネストに従属せず、自分たちだけの部族社会で生活することを選んだわけですが、
造反者の長のように、ハロウネストには従属しないけど「力を得るために手段を選ばなかったムシ」がいるなら、
同じようにハロウネストには従属しないけど、「ハロウネストの社会に憧れを抱いたムシ」がいてもおかしくないのではないでしょうか?
それが、カマキリの世界でオスに生まれたばかりに力なきものとして扱われ、文字通り力こそ全ての実力社会で、どのように暮らしたらいいのか葛藤を抱えていたムシだとしたら、どうでしょうか?
そんな力なきものでも、「ジオ(お金)があれば、力や部族に関係なく王になれる」そんな社会を提唱するムシが現れてもおかしくないのかなと思います。
・・・まあ、この辺はディヴァインと足を喰らうに共通する「カマキリ」と、両者の話に登場する「王」という単語しかヒントがないので、99%私の妄想なんですが笑
シルクソングに登場する?
それでも、ディヴァインと足を喰らう者に共通する「ジオ」と「王」、それに、

わたしの王はただひとり。
というディヴァインのこの台詞からして、王は実在するし、しかもその王は1人と明言されているので、現在カマキリ族の村で王として君臨している3姉妹ではないことは明らかです。
0.0001%くらいの確率で、もしかしたらまだ誰も見つけていないカマキリの王(オス)のNPCがホロウナイトのどこかに居るのかもしれませんが、多分それはないですね笑
もしかしたら、シルクソングにジオ社会を形勢するカマキリの王(オス)が登場するかもしれませんね。
おまけ1.

(前略)これで団長のあとを追うことができるわ…
これがよく分からないんですよね。
もしかしたら、本来は「悪夢グリム討伐→ディヴァインだけ残る→足を喰らう者を食べる→この台詞」で、その後でディヴァインがいたテントごと消えるのかもしれませんが、
私がこれを聞いたのは悪夢グリムを倒す前で、そのあとで悪夢グリムを倒したらディヴァインを含めグリム巡業団の全テントが一気に消えていたので、ちょっと分かりづらくなっているだけかもしれません。
でも次は追放EDを見てみたいので、これを確認できるのは4周目か…。
おまけ2.
このページを書きながら調べて知ったんですが、ナショナルジオグラフィックの日本語公式サイトによると、一部のカマキリは交尾のときに雌が雄を食べるんですって。つまり…そういうことなんですね。
もし、シルクソングでジオに執着する子カマキリが登場したら、ディヴァインと足を喰らう者の子どもと思って優しく見守ることにします笑
おわりに
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