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どんなエリア?
マップ(地図)・ベンチの場所


緑と水があふれる最初の楽園?

緑の道に足を踏み入れて最初に感じるのは、その名の通り「緑」の豊かさです。
シダのような植物が生い茂り、壁や天井からはツタが垂れ下がっています。まるで、長い間手入れされていない秘密の庭園に迷い込んだかのようです。そして、エリアのあちこちで水を見かけ、大きな湖のような場所もあります。
忘れられた交叉路が乾燥した岩と化石のような、どちらかというと「死」を感じさせる雰囲気だったのに対し、緑の道はまさに「生」を感じさせるエリアという感じがします。
BGMの話
背景で流れている音楽も、どこか穏やかで神秘的な雰囲気を醸し出しています。
弦楽器の優しい音色、中盤から加わるフルートの音色がエリアのしっとりとした空気感とマッチしていて、探索していると、まるで本当に静かな森の中を歩いているような気分になります。
忘れられた交叉路の、主旋律がなく終始不安をあおるような音楽とは対照的で、少しだけホッとできるかもしれません。
でも、美しい景色に油断は禁物です。このエリアには、忘れられた交叉路とはまた違った、手強い敵や危険な地形がたくさん待ち構えています。足場が悪かったり、トゲが多かったり、視界を遮る植物があったり…。
楽園のように見えて、実はしっかりとした試練が用意されているのが、ホロウナイトらしいところですね。美しい景色と、そこに潜む危険のバランスが絶妙なんです。
ウヌの湖

緑の道を注意深く探索していくと、エリアの奥深くに、広大で静かな湖「ウヌの湖」を発見することができます。ここは他の場所と比べても特に水と緑が豊かで、他とは少し違う、神聖さすら感じるような特別な空気が流れている場所です。
湖の水は透き通り、底には不思議な植物が揺らめいています。湖の周りには、見たことのない巨大な植物や、古代の遺跡のような石の建造物が見られます。
そして、この湖の名前にもなっている「ウヌ」という存在は、途中で見かける石碑を読む限りでは、ハロウネストがまだ栄えていた頃に関係する古い神のような存在であるようですが、現時点ではまだ分かりません。
石造りの聖域

緑の道には、メインルートから外れた少し見つけにくい場所に「石造りの聖域」と呼ばれるエリアが存在します。ここは、緑の道の他の場所とはガラッと雰囲気が変わり、苔むした石造りの建物や柱が立ち並んでいます。
まるで、忘れ去られた古い神殿か、あるいは昔ここに誰かが住んでいたかのような、古代文明の跡を感じさせる場所です。
風鳴りの崖への通路

緑の道は、ハロウネストという広大な地下世界のほんの一部に過ぎません。当然、他の様々なエリアへと道が繋がっています。
忘れられた交叉路から来たように、緑の道からも新たなエリアへと進むことができます。その中でも特に印象的なのが、「風鳴りの崖」へと続く道です。
風鳴りの崖は、「王の道」という名のついた本作のスタート地点が含むエリアです。切り立った鍾乳石のような岩肌が目立ち、どこか寂しく荒涼とした感じのする場所です。この「世界が広がっていく感覚」こそ、ホロウナイトの大きな魅力の一つです。
緑の道で出会うムシたち
緑の道では、プレイヤーの冒険に影響を与える様々なキャラクターと出会います。ここでは主要なNPCについて紹介します。
ホーネット

緑の道を探索していると、おそらく多くのプレイヤーが初めて出会うであろう、重要なキャラクターがいます。赤いマントを身にまとい、針のような武器を持った、素早い動きの戦士。
彼女の名前は「ホーネット」
主人公と同じように多くを語らず、どこかミステリアスな雰囲気をまとっています。彼女は緑の道の特定の場所でプレイヤーの前に現れ、時には意味深な言葉を投げかけ、時には鋭い攻撃を仕掛けてきます。
まるであなたの実力を試しているかのようにも、あるいはハロウネストの奥深くへと導こうとしているようにも見えます。

狩猟者

緑の道の少し奥まった、うっそうとした洞窟のような場所に、光る6つの目だけを見せている彼こそが「狩猟者」です。
彼はハロウネストに生息するあらゆるムシたちの情報を記録し、「狩猟者の書」と呼ばれる図鑑を完成させることを目的としています。
彼は主人公に対して、ハロウネストのムシたちを倒し、その情報を集めてくるように依頼します。特定の種類の敵を一定数倒すごとに、狩猟者の元を訪れると、その敵に関する詳細な解説を狩猟者の書に書き加えてくれます。
この解説が、それぞれのムシの生態や、ハロウネストの世界観を深く知るためのヒントになっていて、読み物としても非常に面白いんです。
狩猟者のいる場所は少し見つけにくいかもしれませんが、彼の依頼をこなしていくことは、ハロウネストの世界をより深く楽しむための要素の一つです。
緑の道を探索する際は、ぜひこのユニークな記録者を探してみてください。

強靭なるゾート
緑の道のボス「ホーネット」の手前で、危機に陥っている(?)ところをプレイヤーに救出すると、ダートマウスに現れます。

自らを強靭なるゾートと称し、「断命の釘」と名付けた釘を携え、自信過剰な武勇伝を語りますが、その実力は・・・。
後述するブレッタを救出すると、彼は彼女の前でさらに尊大な態度をとるようになり、ブレッタは彼に心酔していきます。そんなブレッタの脳内ではまさに強靭なるゾートが活躍し、とんでもない強敵になるのですが、これはまた別のお話。
彼の存在は、シリアスでダークな雰囲気のホロウナイトの世界において、貴重なコミカルリリーフとなっています。彼の語る「ゾート57の教え」は必聴(?)です。

釘師シオ

緑の道の奥深く。酸の池とトゲの植物を超えた西の端っこに、ちょっと変わった隠居生活を送っているムシがいます。
彼の名前は「シオ」。かつては強力な釘の技術を持った釘師の一人でしたが、今は静かに暮らし、彫刻などの芸術に没頭しています。
シオの小屋を訪ねると、彼は自分の作品作りに夢中になっているかもしれません。しかし、彼に話しかけると、プレイヤーが持つ釘に興味を示し、かつての師としての腕前を少しだけ見せてくれます。
そして、シオはプレイヤーに強力な釘の奥義の一つである「グレイトスラッシュ」を教えてくれます。この技は、通常よりも威力と範囲が大きい斬撃を放つことができるというものです。

緑の道で戦うボス
ホーネット

彼女との戦闘は緑の道での大きなイベントの一つであり、物語の片鱗が見える重要な場面でもあります。
ホーネットは、このハロウネストという王国の過去や運命に深く関わっているキャラクターです。物語全体を通して何度もナイトの前に姿を現し、時には敵として、時には…?
その目的や正体は、ゲームを進める中で少しずつ明らかになっていきます。緑の道での彼女との出会いは、壮大な物語の始まりを予感させる、重要な出来事と言えるでしょう。
メナシ

緑の道で探索を進めていると、苔むした石造りの建物が並ぶ隠されたエリア「石造りの聖域」へと足を踏み入れることができます。その最深部でプレイヤーを待ち受けるのが、片目の光が灯っていないボス「メナシ」です。
その特徴的なBGMと相まって、印象に残っている人も多いのではないでしょうか?メナシ本体は瞬間移動を繰り返すだけですが、部屋には仮面をまとったメナシの分身のような幻影が漂っており、これまでのボスよりも回避や防御に専念する機会が多いはずです。
おっと。夢見の釘を持っていくのを忘れないようにしてくださいね。

おわりに
緑の道で大きく進展することといえば、やはりホーネットの存在。
・・・というのがストーリー的には一般的な意見だと思いますが、私個人としては狩猟者の書を手に入れたことで、図鑑コンプという目標ができたことが緑の道で一番大きな変化だと思っています笑 集めるって楽しいんですよ。
さて、「シルクソング発売前にもう一度ホロウナイトで遊ぼう」と思って0からはじめて今ここまで来たのですが、ふと思い立って緑の道に来る前に1800ジオを集めてみたところ、ホーネット戦の前に夢見の釘を手に入れることになりました。
数年前に遊んだ時は順当に進んで、夢見の釘を手に入れてから各マップを再訪したのですが、今回はこのタイミングで手に入れたこともあって、ホーネット戦の前にゼロとメナシを倒すことができました。結構良い感じなので、おすすめです笑
ホロウナイトをやり返すと改めて面白いなと思うのですが、同時に「シルクソングはホロウナイトを超えられるのだろうか?」という疑問も湧いてくるのが正直なところですね。
もっとも、その疑問もあと1ヶ月半くらいで解消しそうですけどね。

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